2007年10月29日

「楽観的思考」をつかさどる脳領域を特定と米英研究者ら

2007.10.28
Web posted at: 19:28 JST
- AP
ワシントン(AP) 将来の出来事についての楽観的な考え方は、脳のある部分と密接な関係にあるとの研究結果を、米ニューヨーク大の心理学者らがこのほど、英科学誌ネイチャー電子版で発表した。


同大のエリザベス・フェルプス氏は、英ロンドン大のタリ・シャロット氏との共同研究で、被験者15人が先のことを予測する際、脳内の血流がどう変化するかを、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で調べた。その結果、本人が楽観的な考え方をしている時ほど、脳の「前部帯状回吻側部(rACC)」と呼ばれる部分の活動が活発になることが明らかになったという。rACCは情動に関連する領域とされ、うつ病患者では血流が低下するとの研究報告もある。


人間は一般に、まだ起きていない出来事について楽観的な見方をする傾向があるとされる。フェルプス氏らの研究では、この傾向を裏付ける結果も報告された。結果が良くも悪くもなり得る将来の出来事80件を被験者に想像させたところ、悪い結果や中立的な結果を予測した人はほとんどいなかったという。たとえば、「髪を切りに行く」ことを想像する場合は、普段のカットでなく、「人生最高の髪型」にしてもらう場面を思い浮かべる人が多かった。


フェルプス氏は、「われわれの脳が楽観的傾向を備えているのは、概して良いことだといえる。逆に悲観的な見方しかできなかったら、何もやる気が起きないだろう」と指摘している。

CNN.co.jp

ジェームズ・ワトソン博士 所属先を辞任


人種差別的発言で物議の米ノーベル賞科学者、所属先を辞任
2007.10.26 CNN

「黒人は白人よりも知性が劣る」とも受け止められる人種差別的発言をし、物議を醸した米ノーベル賞科学者、ジェームズ・ワトソン博士(79)は25日、ニューヨークにある所属先の「コールド・スプリング・ハーバー研究所」の職務を辞任したと発表した。


博士は同研究所を約40年間にわたって率いている。博士は声明で、辞任の理由について「予期せず、望まなかった事情を受けて決意した」としている。同研究所の理事会は19日、博士の発言などの真偽を調査する間、博士の運営責任者としての職務を停止させるとの決定を下していた。


博士は18日、発言は恥ずべきものだったと謝罪している。新著「Avoid Boring People: Lessons from a Life in Science」の宣伝で17日から英国を訪問した。しかし、英国入りする前、英紙の取材を受け、「アフリカに対する見通しは、本質的に悲観している」とし、「すべての社会政策は、彼らの知性が我々と同等であるという事実に基づいて行われているが、あの土地で出てきた結果はすべて、これが真実ではないことを示している」「黒人の従業員を雇う人々は、(人々は等しいということが)真実ではないと分かっている」などと語っていた。


この発言を論議を呼んだもので、英科学博物館での講演、新著にためのサイン会などはキャンセルされている。博士は謝罪の中で「報道されたようなことを、どうやったら私が言えるのか、理解できない」と曲解されて伝えられたことを主張。


「(報道された)発言を読んだ人たちがなぜ今回のように反応しているか、それは当然よく分かる」として、「私の言葉から、アフリカという大陸が遺伝的に何らかの形で劣っているとの考えに達した人々に対して、率直に謝罪する。あれは、そういった意味ではなかった。さらに、そういった考えには科学的根拠がない」と弁明していた。


博士は1962年、デオキシリボ核酸(DNA)の二重らせん構造の発見でノーベル医学・生理学賞を受賞している。

CNN.co.jp

腎癌の分子標的薬「ネクサバール」を承認

【薬食審医薬品第二部会】腎癌の分子標的薬「ネクサバール」を了承

薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は24日、腎細胞癌に対する初めての分子標的薬ネクサバール錠、B細胞性非ホジキンリンパ腫などに対する3剤組み合わ せ療法など4件を審議し、承認して差し支えないとの結論に達した。ネクサバールは国際的にも高い評価を得ている抗癌剤。また3剤組み合わせ療法では、3剤 のうち2剤が12月に行われる薬事分科会でも審議される。 


2007年10月19日

キリンと協和発酵

今日の日経新聞の一面は「キリン、協和発酵買収交渉」であった。

抗体を扱った仕事をしている私にとっては興味深い記事でたった。
キリンのMKマウスと協和発酵のポテリジェントの技術を合わせるとより良い抗体医薬品を患者さんに届ける事ができるのではと考えさせられた。